人間の視界の癖を理解することについて書こうと思います。 僕は人間の視界というのは、横の動きには強いんですけれども、縦の動きには弱いというふうに思っています。 例えば、スーパーやドラストで横の方向でキョロキョロと何かを探すことは極めて自然にできるわけですけれども、 あえて上や下を見に行くということはあまりしないわけですね。
なぜかというと、人間のセンターの部分から横を見るという動きは視界的に消えていないわけなんですけれども、 縦を見るという動きは結構消えることが多いんですね。
つまり、自分のセンター部分で何かが起きたときに、上や下を見ているとなかなかそこに対応できないというところであるので、 人間というのは身体の視界の癖として上や下を意図的に向くというのがなかなか難しいかなと思っていて、 この癖を多分利用したのか、ドラストの陳列の仕方とか、スーパーもそうなんですけれども、 お店でアイテムをどう置くのかというところは、極めてこの身体の癖を理解する必要があるんだなというふうに、 ドラストを見ていて思った話でございました。