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「今年の漢字」は、国民の何を示しているのか

なぜ今年の漢字は「税」なのか、そして今年の漢字の意味を考えるということで、今年の漢字では「税」だったわけなんですけれども、僕はなぜ「税」なのかなというのはあまりピンとこなくてですね 今年の漢字というのは割とこう まあだよねみたいな漢字がピックアップされるイメージなんですけれども、あまりピンとこなくて調べてみたところ どうやらインボイスだったりとか ふるさと納税の厳格化とか なんかもっとそれっぽい漢字もあっただっただろうなと思いながら、「税」になったということでですね。

「税」という漢字は2014年に一度消費税が8%に上がったタイミングで 選ばれている漢字なんですけれども 今回また二度目の漢字に選ばれることになったというところですと まあ国民の 今年の漢字というのはですね 京都の清水寺で発表されるわけですが 国民が投票して選ぶわけですね この1年を国民がどう振り返っているかというところが 非常にわかりやすいリトマス紙のような役割を僕は担っていると思っていますと。

今年の漢字は「税」ですと言われてですね まあどうですかね、ポジティブな印象を持つ人はあんまりいないんじゃないかなというふうに思っていますと。一方でですね、やっぱりじゃあ今年はポジティブじゃなかったのかというと はっきり言ってそうではないと僕は思っていて、つまり何が言いたいかというとですね やっぱり 漢字が結局何を表すかというところなんですが 僕は傾向としてやっぱり ネガティブな感じの方が選ばれやすいというふうに思ってはいるんですね。

これは何でかというと僕らはニュースをたくさん受け取っていますが、このニュースというのがある種 基本的にネガティブなことが多いようなニュースが 取り上げられるので ネガティブなことを印象を持ちがちなんですが 僕が大好きなファクトフルネス的なエピソードで言うと「ネガティブ本能」的なところだと思っていて そういう意味ではまあ「税」という言葉はあんまりいい印象では僕はないというふうに思っているのは、やっぱりある種なんですかね 世の中はどんどん良くなっているはずなのに それに気づかないというような「ネガティブ本能」とか そういうところが働いているのかなというふうにも 思ったりしている感じでございました。

画像引用: NHK

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231212b.html

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