昨日に引き続き、Apple Vision Proの話を書いていきますが、今日はApple Vision ProとUGCについて書こうと思います。
「この日が来るのを待っていた。」「これは未来だ。」このような文章とともに、Apple Vision Proを利用する様子が撮影されている動画が増えていると思います。
このデモ動画がたくさん出てくるというのは、SNS上に見ると、僕らが見る回数が増えるというわけではなく、街でApple Vision Proをつけている人は、それ自体がUGCのようなもの、つまり広告塔になっているので、Appleのプロダクトというのは凄まじいなと思っています。僕のバイアスがだいぶかかっている可能性があるんですけれども、Appleのプロダクトは一目で分かるものが多いと思うんですね。iPhoneって、多分多くの人が分かると思うんですよ。でも、Androidのニッチなスマートフォンは時に分からないことがありますし、イヤホンを一つ取っても、白い独特の形をしたイヤホンはAirPodsだなということが分かりますが、それ以外のイヤホンは時に区別がつかないことが多いわけですね。
これは、一人の僕が相対的にAppleというブランドが好きという可能性もあるわけですけれども、一方で、この独特性とか一目でAppleというふうに分かってもらえるプロダクトというのはなかなか世の中にはないなというふうに思っておりまして、例えばとあるデモ動画が何の動画か事前に分からなくても、きっとApple Vision Proであるみたいな、そういう推察だってできるはずなんですね。
なので、何が言いたいかというと、Apple Vision Pro、つまりAppleのプロダクトというのは、UGCが本当にたくさん作られやすいものだと思っていて、これは例えば洋服のユニクロだと、街中で一目でユニクロというふうに分かることはだいぶ難しいわけですけれども、Appleは一目でファッション性も含めて分かるわけですね。
このAppleブランドが強いなというふうに、UGCという最強の広告がいっぱい流れているのを見て、思ったような話でございました。
サムネイル: https://gigazine.net/news/20240204-apple-vision-pro-use-case/