MARKETING

7年使った財布を新調、ブランドとは「全て」の総和である

7年使った財布を新調した話について書こうと思います。 僕はですね、高校2年生の時からずっと同じ財布を使っていました、ブランドはコムデギャルソンっていうブランドで、 デザイナーの川久保玲さんがですね、この前文化功労賞っていう賞も取っていましたが、 そこの財布をですね、高校生の時の当時のバイト代で買ってですね、 今に至るまで、まあ要するに7年間ほどですね、使い続けてきました。

結構もうほんとくたってきていて、色も黒ではないので、ちょっとこう汚れが目立つというか、 そういうのもあって、ずっと買いたいなと思ってたんですけれども、 まあ、人と被るブランドも嫌だし、なんかあるかなとずっと思っていて、 ようやく今日、財布を新調しましたというところで、 diorの財布を買いましたと。

diorの財布を買ったことは別にいいんですけれども、 やっぱり、ブランドとは何かっていうことで、 ブランドとは結局全てなわけですね。 つまりこれはですね、The Brand Marketingという、 スタバで元々マーケティングをやっていた人が書いている本にもあるんですけれども、 ブランドとは全ての総和であると、 つまりdiorの表参道店に並んでいたんですけれども、 そこからエントランスで欲しいものを聞いて、 ようこそディオールへから始まって、アイテムを選んで、 checkoutの時もですね、お水が出てきたり、軽いお手拭きが出てきたり、 そして気持ちよく会計を済ませ、最後まで外までお見送りをされてという体験だったわけですけれども、 これも本当にブランドとは全てな総和なわけですね。

つまり、始めから最後までで登場するdiorのスタッフという登場人物の中で、 一人でもしくじった人がいるとですね、そのブランドというのは崩壊するわけですね。 つまり、クリスチャン・ディオールはアルノーを率いるLVMHグループの一員なわけですけれども、 そこのどんなにカリスマなブランドを作る人がいてもですね、 結局誰がブランドを作っているかというと、これはスターバックスでも同じ理論がいますが、 結局現場が僕は作っていると思うんですね、ブランディングというのは。

なので、こういう一流のブランドみたいなものというのは、やっぱり現場の教育が僕は一番大事だと思っていて、 結局、ある種、消費者、ユーザーがタッチポイントとなるところはどこかというとですね、 本部のマーケティングの人たちじゃなくて、結局現場のスタッフなわけで、 彼らがdiorというブランドを作っているということを自覚できるととてもいいかなというふうに思っていますと。

これスターバックスでも一緒で、結局スターバックスというブランドを作っているのは今のCMOの人ではなくてですね、 間違いなくその店舗一人一人のパートナーだという自覚があるといいし、 こういう教育をですね、このカリキュラムの中に入れていると、一人一人の自覚というのがあるんじゃないかなというふうに思いましたと。

いろいろ書いたんですけれども、やっぱり本当にブランドというのは全てなんだなというふうに思いました。 つまり、ブランドは全ての総和であるということですね。 ということを思った話を、財布を新調したという話も絡めてブログにしてみました。

-MARKETING