COACHはですね、「手が届くラグジュアリーブランド」というイメージですと、そして、手が届くラグジュアリーブランドの運命というわけで、親会社のタペストリーは、マイケルコースも持っているんですけれども、そこを買収したというわけで、
これは一旦置いておいて、
いろんなラグジュアリーブランドってグループになっているわけですね。
独立系で最も有名なのがエルメスなんですけれども、
COACHってコロナ禍になった時に売上があんま伸びなかったんですね。
LVとかCHANELとかエルメスっていうのは伸び続けたんですけれども、
コーチは落ちたと。
これもこれでいいんですけど、
コーチが歌っている手が届くラグジュアリーブランドっていうのは、
これはどうなのかなっていうふうに聞いていると思いましたと。
ラグジュアリーブランドっていうのは、
ラグジュアリーっていう冠がついている通り、
高級っていう意味なわけで、
それは誰にとっての高級なのかっていう定義がもちろんあるものの、
世の中一般的にとっては高級というパーセプションが生まれていると。
それが手に届くっていうことは、
僕は世間一般的な高級っていう概念から離れているというか、
一種逆の方向性だと思っていて、
つまり何がいいかというと、
まさに自己矛盾のブランドだなというふうに思いましたと。
人がなぜラグジュアリーブランドを手につけるのかというと、
自分の見た目も含めてそのブランドの世界観と、自分を掛け合わせて見て欲しいみたいなところも絶対あると思っていて、
つまりラベルされるブランドが大事なんですけれども、
そこで手が届くラグジュアリーブランドっているかっていう問題なんですね。
ラグジュアリーはラグジュアリーなのでラグジュアリーですと、
手が届くっていう枕詞がついた瞬間にそれはラグジュアリーじゃないよねっていうふうに思って、
やっぱりコロナ禍の時にコーチの売上が落ちるとか、
あとは僕の個人的な感想なんですけど、
ラグジュアリーブランドになられていないラグジュアリーブランド、
二番煎じブランドみたいなイメージがあって、
コーチ好きな方には非常に申し訳ないんですけど、
っていうふうになんだかなんだか思っています、というような感じのことでした。
引用: https://edition.cnn.com/style/article/coach-bags-destroyed-tiktok/index.html