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Diorのロイヤルティプログラムは、なぜ参加したくなるのか

Diorのロイヤルティプログラムについて書こうと思います。 これはですね、My Exclusive Beauty Programと言って別の名前なんですけれども、 マーケティング的に言うとロイヤルティプログラム的なものになります。 世の中にはですね、たくさんのロイヤリティプログラム的なものがあると思っていて、 僕はそれほど参加するものは多くないのですが、参加したいロイヤリティプログラムとは何か?ということを書こうと思います。

これは主に2つあって、 ベネフィットが自分の行動に合っていることと、 そのブランドのロイヤルカスタマーになることに誇りを持てるのか、 あるいは時には人間的な言葉で言うと、自慢できるのかみたいなところだと思います。 1個目の効率よく使っていけるかっていうところなんですけれども、 当たり前なんですけれども、いざ設計するとなるとなかなか意識をしたいポイントだと思っていて、 つまり何が言いたいかというと、ロイヤリティプログラムを設計する側としては、 いろんな意図があるのかもしれないんですけれども、 1番のベネフィットのところに、1番のユーザーが取る行動を、 当てに行く必要があるかなというふうに思います。

僕はBookingという宿泊サイトのロイヤリティプログラムで、 レベル3という最高級の会員なんですけれども、 これを頑張り続けた理由ですね、つまりAgodaや楽天トラベルなどで予約を取らなかった理由なんですけれども、 基本的にレベル3の最高級の会員だと、常に20%の割引が受けられるんですね。

これが結構でかくて、例えばこのレベル3の得点が、 朝食無料とかレイトチェックアウト可能みたいなベネフィットだと、 僕は多分他のサイトに行っていたと思っていまして、 常に割引されるという大きな確実なベネフィットがあったから、 Bookingでは、ある意味ではロイヤリティプログラムの最上級まで行けたのかなと思っています。

2つ目は、そのブランドのロイヤルカスタマーに当たることに誇りを持てるかということなんですね。 つまり、今回Diorを例としますが、 僕はDiorが好きで、Diorといえばオートクチュールなわけですけれども、 ファッション含め、コスメとか、女性のイメージは絶対にあるブランドなんですけれども、 小物含め、LVはちょっとベタすぎるし、Hermesは親父がつけていたので持ちたくないし、 Gucciもちょっと派手だし、とかって思うとDiorが好きなんですよね。

Diorの財布を持っている男性とか、あまり見たことなくて、 僕は一回も見たことがなくてずっと欲しいと思っているんですけれども、Diorの一番のロイヤルカスタマーであることは、僕にとっては嬉しいんですね。 それはなぜかというと、店舗に行った時にもいろんな特典を受けられたりとか、 その特典というのは直接的なベネフィットもそうだし、 店員さんと会話をするきっかけにもなると思うし、

あとはDiorというブランドに愛着が湧いてくるということだと思っていて、 つまりそのブランドに愛着を持てるかどうかみたいなところが、 ロイヤリティプログラムをちゃんと回していこうと思える消費者の心理、 ユーザーなのかなというふうに、 消費者の心の動きなのかなというふうに思っています。 というところで、 Diorで買い物を続けてロイヤリティプログラムを進めてみようと思っております。

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