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マーケター、Dior Sauvage 購買の言語化と、ブランドを考える

DiorのSauvageを選んだ、購買体験について言語化しようと思います。
ディオールのソバージュってめちゃめちゃ 有名な香水なんですよね多分。
まあめちゃめちゃ有名というのは僕にとってはめちゃめちゃ有名っていう感じで。

そしてジョニーデップがプロモーションをしていることで有名なんですけれども。
ディオールのソバージュの香水を買いましたと。
LV、シャネル、YSL、
本当に何度も言うんですけど。
香水を出しているという中でなぜディオールが選ばれたのかということを。
まあマーケターである僕がですね、言語化するの意味があるのかなというふうに思っていて。
別に今回はこれ自分で自分で購入していますが。
サンローランの香水をもらったってシャネルの香水をもらったって。
LVの香水をもらったって、イソップの香水をもらったって別に嬉しいわけなんですよ。
嬉しいし買ってもいいかなと思ってるんですが、

ディオールを選んだっていうのは、
まあなんでかっていうと 2つあって、

やっぱり1個目はディオールが与えてきた、このなんかカルチャーとか歴史とか僕はすごい好きなんですよね。
本当ディオールにデザイナーをやる人はまあ。
過去には。
サンローランもやってましたし。
まあ現代だとオートクチュールっぽくないですがラフシモンズもやっていたり。
今はデザイナー女性がやってるんですけれども。

まあこうなんだろうな、僕のイメージですけどなんかやらしくないラグジュアリーブランド、
っていうイメージがあって。
あのイメージなんで、消費者が勝手に作り上げるものなんですよ。

ブランドが作っているイメージと消費者が作り上げるイメージは必ずしも一致しないと思っているので。
僕はディオールをそういうふうに見ていますと。

あとはまあ有名の定義にもよるんですけれども。
超ベタなものを買いたくなかったっていうところで僕の中で香水、
20代前半の人にとっての香水っていうのは。
メゾンマルジェラのレプリカの0時サンデーモーニングって印象が強すぎてですね。
だいたいみんなあれ持ってるみたいな感じなんですが。
そうはなりたくないと。
で僕も友達にですね香水何買えばいいかなというふうに言われた時には僕はあの。
あのbulyの香水を勧めたんですけれども。
ちょっとベタすぎないけどまあ、知名度あるみたいなところが。
なんか結構気に入っているのでそういうところを狙っているのかなとかっていうふうにも思ったりしますと。

あとはまあ結局、えっとここから本題で、
ディオール社が打ち出す。
えっとブランド感を僕がその通り解釈できなくても。
そのディオールのソバージュをつけていることによって、極めて自己満足なんですけれども

そういうふうに見られたいっていう欲望も、全然あるのかなというふうに思っています。
よくあるそのLVをつけてる人はこういう人とか。
シャネルをつけてる人はこういう人とか、バレンシアガを着てる人はこういう人とか。


ブランドによって人をラベルすることを僕らは無意識にやってると思っていて、
まあ個人的にはそのラベルが、ディオールのラベルをつけることが僕にとっては良いことと思っていると。

このディオールのソバージュを買ってですね結構思ったことは、多分ですけど、
ディオール社が出している、Diorというブランド感を出すためのこの世界観と、
僕がディオールに持っている世界観はちょっと違っているんじゃないかっていうことですね。

つまり、ブランドが提示するブランド、
それはプロダクトからプロモーション、店舗でのスタッフの接客まで、全ての総和がブランドであるとここで定義しますが、
(例: 例えばスタバの店員の接客が望ましくないものであれば、消費者にとってスタバのブランドは欠落することとなる)、

ブランドが見せるブランドと、消費者が持っているブランドの世界観というのは、
必ずしも一致してないなぁ っていうことになんかちょっと気がついたような気がしました。

https://www.dior.com/en_us/beauty/mens-fragrance/sauvage

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