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FTX経営破綻から1年、悪いのはクリプトではない

FTXの経営破綻の事件から一年目が経ちましたので、 現在地や僕が思うことなど、 当時を思い出しながら書いていこうかなと思っています。 FTXの事件は2022年の11月に起きました。 簡単に言うと、創業者のSBFが、 顧客の資金を使っていたということですね。 不正に利用していたという事件で、 当時衝撃を受けた訳ですが、 当時FTXはバイナンスの次に並ぶ 世界2番目に大きい取引所と言われていました。

そこが急に破綻するとなって驚いた訳ですが、 当時僕は、11月11日に?チャプター11を出して、当時は家からバスで渋谷の無印良品に 買い物に行っていました。 バスを降りてツイッターを見ていたら、 すごい騒がしくなってきて、 ああまあもう一個前に、夜中に何かあった気がするんですけど、 そしてまあ怒涛のようにバイナンスのCZとも色々ありましたが、 FTXは経営破綻したと。

そこからですね、米国において仮想通貨、いわゆるクリプトは死にましてですね、AIがやってきて盛り上がったと。 GPT-3.5が公開されたのが11月なので、ちょうど取って変わるようにAIが出てきたわけですね。 本当にいろいろありまして、現在どうなっているかというと、 SBFは、100年を超える懲役期間みたいな感じになる可能性がありまして、 この判決は来年の3月になされるわけですが、 この1年でですね、レギュレーション含めいろんな会話がなされてきたし、冬は長引いたんですけれども、 最近はETFの流れとか、見て分かる通り盛り上がっているかなと思っていますと、

難しいことはですね、これもう寝る直前で書くつもりは全くないんですけれども、 この事件自体は、 クリプトとかWeb3とか、そういうワードが悪いのではなくて、 単純にFTXのSBFが顧客資金に手をつけていたという不正事件だったというところで、 これやっぱり何が悪いのかというのは、ちゃんと澄み分ける必要があると思いますね。

知らない人にとっては、やっぱり仮想通貨って怖いというような印象になるわけですが、 当社での流出事件もそうですけれども、悪いことをしたのは、 ハッカーであったり、FTXのSBFであったり、人間であるということを常々思い返したくてですね、 レギュレーションを作って、レギュレーションの上で事業をやって、ということも人間なわけなんですよね。 なので、やっぱり仮想通貨だよねとなってしまいがち、 やっぱり暗号資産なんだよねとなってしまいがちなんですけれども、 いつも悪いことをしているのは人間であるということを考える必要があるかなと思っています。

ただ最近だと相場が盛り上がってきて嬉しいですし、 FTXジャパンは顧客資産を返しましたし、 日本のレギュレーションは素晴らしいかなと思っています、寝ます!仮想通貨もHODLしたまま寝ます!

サムネイル引用: Caroline Ellison says FTX founder Sam Bankman-Fried told her to commit crimes, mislead lenders

https://www.nbcnews.com/business/business-news/caroline-ellison-testifies-against-ftx-head-sam-bankman-fried-trial-rcna119678

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