Steve JobsとSam Altmanのスピーチの違いは何かについて書こうと思います。 今日はですね、OpenAIのDev Dayがあってですね、いろんなChatGPT、GPT-4に関するアップデートがされまして、 凄まじい内容だったというふうに思っているわけですけれども、
そしてですね、Samのこのスピーチを見たときにですね、 パッとJobsのスピーチなんかを思い出しましたというか、 間違いなく意識しているだろうなというような佇まいだったかなというふうに思っていますと、 ただですね、ジョブズとは明らかに違うというか、何が違ったのかということを考えるとですね、2つあるかなというふうに思っていて、
1個目はハードウェアかソフトウェアの違いというところと、 2つ目はオーディエンスかなというふうに思っていますと、 もちろんですね、ご存知の通りAppleというのはですね、ハードウェアな会社であってですね、 MacなりiPhoneなり全てハードウェアのプロダクトなわけですと、 ユーザーは実際に手に取ってですね、物理的にそのプロダクトを手にすることができるというわけで、 それはある種五感を刺激するような体験なわけですけれども、 ソフトウェアに関してはそういうことが全くないと。 つまり手に取ることは基本的にはできず、そこには重みもなくですね、 というような単純に質量というか、違いがあったのかなというふうに思っていて、 僕たちはやっぱり五感で感じる方が感動すると、
つまりiPhoneを触ってfingerでフリックをしたときの方が感動しやすい、 つまりサプライズしやすいということなのかなというふうに思っていますと。 二つ目はですね、オーディエンスの違いというのがあって、 スティーブ・ジョブズってですね、よくプレゼンするんですけど、 オーディエンスがいてですね、結構湧いてるんですね。 オーディエンスと一体になった空間というかなというか、 iPhoneが発表されたときもオーディエンスが湧くと。
僕はDev Dayは全部見てないんであれなんですけど、 サムのスピーチのときっていうのはそういう感じでもなかったのかなというふうに思っていると。 ちょくちょくですね、デモっぽいことをしてですね、 そこでなんかちょっと笑い取ってたのは見たんですけど、 そういうジョークの笑いじゃなくて、プロダクトにサプライズする歓声というのがSamのDev Dayにはなかったのかなというふうに思っていて、
もちろんですね、規模が多分違うと思いますので、 一緒に比較することはできないんですけれども、 僕は今日スピーチ見てですね、 Samのスピーチというのは結構Jobsに近いものがあるというふうに思っていて、 その二つは何かというと、その差分ですね、 何かというと、ハードかソフトの違いというところと、 つまり扱うプロダクトに重量があるかないかというところと、 オーディエンスのリアクションの差かなというふうに思いました。