妙喜庵待庵への拝観方法を知っている方はいますでしょうか、ここは尖り散らかしていると思うのですが、千利休のこの妙喜庵待庵、これ実はですね、ネットで申し込んだり電話をしたりっていうものではなくてですね、ハガキで実際にやり取りをして申し込みをするんですね。しかも日程は確か自分で決められたはずですが、時間は先方の都合でと完全に妙喜庵待庵の側の都合に合わせるわけですけれども、今時ハガキで申し込むというようなスタイルは、いまだかつてどこでも聞いたことがなくてですね、しかもこの妙喜庵のですね、ホームページもですねぶっ飛んでる、すごい無機質な感じなんですね。
すごいなんか手抜きだけれども、初心者なりミーハーを受け付けない感があってですね、すげーかっこいいなと思いますと。中もですねもちろん全面撮影禁止でですね、あの豊臣秀吉が茶室をした有名な部屋もですね、当然写真を撮ることができないような仕組みになっているんですが、
話を戻すですね、猫も杓子もブランド志向というところで、ブランディングというのは結局、いろんなものに対して価値とか意味を高めるような改良を超えることであると。ブランドというものはですね、ここで言うと僕が定義するのは妙喜庵待庵なわけですが、上手な戦略、下手な戦略、合格的な戦略、そして問題外の戦略の、ある意味総和だというふうに思っておりますと。
つまり、ブランディング、ブランドというのは、本当に全てなわけですね、妙喜庵例で言うとホームページ一つとってもそうですし、ハガキという申し込み方法もそうですし、すべてにおいてブランドなんだというところをですね、意識しているわけですが。これは本当に妙喜庵待庵が意図的なのかわからないんですけれども、ブランディングをレベル高く実現していることだなというふうに思っております。